4/12に世界でもっとも高いシェアを占めるブラウザ『Internet Explorer』の修正パッチがリリースされました。
このパッチを適用することで、FlashやShockwaveのファイルを再生する際、挙動が変わってしまいます。
FLASHを含むページは全てのページでワンクリックしないと操作を行えなくなるという、かなり制作サイド泣かせの代物。(しかも毎回アクセス/再読み込みするたびにこの操作が必要)
なんと弊社のPCのうちの1台も夜間、自動アップデートで意図せず適用されてしまっていました。
ちなみに、このパッチによってどのような影響があるかというと...
このパッチを適用したブラウザでFLASHなどを含むページを表示すると
「このコントロールをアクティブ化して 使用するにはクリックして下さい。」
と、何となく操作をためらわせるメッセージが表示されるようになります。
PCに詳しくないユーザさんは、「漠然とネットは怖い!」とセキュリティについては過剰反応する傾向があります。したがって、このメッセージが出るとFlashの操作・閲覧をストップしてしまう可能性が高いとみています。
つまり、ナビゲーションにFLASHを使用しているようなケースでは、対応しないとサイト内のクリック率(閲覧ページ数)が落ちてしまう可能性がありますので、対策は必須といえるでしょう。
この対策はFlashを使用しているページ全てについて対応が必要となるため、かなり厄介(面倒)なものです。しかしユーザエクスペリエンスの観点からは、対策しないと影響は大きいのではないでしょうか。
※ 弊社で制作したサイトについては全て対応済みですのでご安心下さい。
サイト制作やシステム開発の業界では、久々に騒がれた修正パッチでした。
■ このようなPatchがリリースされた背景(Nikkei ITProの記事より)
【解説】マイクロソフトは米Eolas TechnologiesとのWebブラウザ特許侵害訴訟への対応のために,2006年4月の月例セキュリティ・パッチ配布にあわせて,Internet Explorerの仕様を変更した。
Eolasの特許とは「ハイパーメディア・ドキュメント内で,外部コンテンツを自動的に呼び出し,埋め込みオブジェクトとして表示し,(ハイパーメディア・ドキュメントとの)相互作用を提供する方法」というものであった。Eolasの主張によれば,Flash PlayerやWindows Media PlayerのActive Xコントロールのように,Webブラウザ内で自動的に呼び出され,さらに「再生ボタン」や「停止ボタン」のような「相互作用」を提供するような機能が,特許に抵触するという。
今回のInternet Explorerの仕様変更は,Eolasの特許を回避するためのものである。マイクロソフトは今のところ,「2006年6月30日まで仕様変更を無効化する」というパッチを配布している(配布サイト)が,2006年7月以降はこの仕様変更を完全に固定化する。
◆ この件に関する詳細情報
ブラウザの更新に備えたアクティブコンテンツ使用Webサイトの準備(Adobe社)
(具体的な対策をふくんでいますのでオススメ)MSのセキュリティ・パッチでFlashコンテンツの再生に不具合発生,その理由は?(Nikkei ITPro Windows)





